自己受容で自分を解放~僕が「僕」で生きる意味~

自分が嫌いな20代男子が、辛い人生を変えた「思考」と「ノウハウ」の教科書

サラリーマンの息子が、サラリーマン”じゃない”生き方を選んだ物語

会社役員以上は、「採用」に絡むな。その①

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今年も、

新卒採用が

終わりを迎える。

 

学生さんのほとんどは

すでに内定を取り終え..

 

卒業までの猶予期間を

どう過ごすかを計画中。

 

多くの企業は、

すでに21卒の採用へ

目を向け始めていることでしょう。

 

 

僕は今年、

とある企業さんの

新卒採用業務の顧問として、

依頼を受け...

 

多くの就活生さんと

 

多くの

採用に苦しむ人事担当者さん達と

 

話をすることができました。

 

今回は、

「企業サイド」に向けての

内容になります。

 

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壊滅的採用難

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

 

つい先日、

20卒採用の結果報告や

情報交換会のようなものに

参加しました。

 

その場には..

 

「若い新人採用担当者」

 

「フランクな人事部長」

 

「堅そうな会社役員」

 

「不安げな表情の代表取締役

 

さまざまな参加者が

集まっておられました。

 

恐らく僕は

その場での

最年少だったと思います。

 

今年も案の定、

どこの企業さまも

 

「納得いく採用が

 全くできない...」

 

「必要人数に

 足りていない...」

 

「内定者に、

 どんどん逃げられる...」

 

そんなネガティブな現状と感想ばかりでした...

 

その中から、

ぜひシェアしたいなと

思った意見が..

 

「役員面談って必要...?」

 

という意見。

 

同じ感想を持っていらっしゃる

担当者さん達へ詳しく話を聴いてみると...

 

「役員面談を終えた辺りから、

 学生のテンションが、

 急激に下がったんですよね...」

 

「役員面談後に、

 選考辞退する子が

 何人かいました...」

 

以上のような結果が

多くあったようです。

 

その場で

さまざまな意見交換する中で、

出た結論が..

 

「役員以上は、

 面接しなくて

 いいのでは...?」

 

という、

前代未聞の答えでした。

 

ただ、

納得です。

 

その理由は、

主に3つ

 

①モチベーションの源泉が違う

 

②減点方式の面接

 

③会社の在り方

 

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①モチベーションの源泉が違う

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企業さんによりますが...

 

多くの企業さんの

役員と呼ばれる方々の

年齢は40代以上。

 

大体35歳~40歳の境に、

「モチベーションの源泉」に

大きな差があると言われます。

参考:『モチベーション革命』 著:尾原 和啓

 

モノを手に入れることに

価値を感じる世代と

(「達成」や「快楽」を求める)

 

モノが溢れ、

目に見えないものに

重きをおく世代...

(「意味合い」、「良好な人間関係」、「没頭」を求める)

 

ここには、

大きな障壁があります。

 

役員さん達が、

仕事を頑張ってきた理由を

どれだけ熱弁しても、

 

例:高級車を買うために毎日残業...

  綺麗な姉ちゃんと呑むために毎晩夜の街へ...

 

学生さんたちには

「響かない」ことが

多いです。

 

逆も然り..

 

例:僕はこういう人と働きたいです!

  好きな事をやり続けたいです!

 

なので相互に..

この人でいいのか...?

と、疑念を抱いてしまう。

 

その前提を

まだ理解できていない、

役員さん達が多いのは

事実だと感じます。

 

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②減点方式の面接

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これはそのままで、

 

面接者の「粗さがし」に

夢中な人が多いです。

 

びっくりな話ですが..

 

実際に役員さんにも

話を聞いた際..

 

「心のどこがで...」

 

「若手採用担当者が

 見落としている...」

 

「学生の欠点を

 見つけようとしている...」

 

そんな感想を

仰っていた方をいらっしゃいました。

 

これは非常に

良い気づきだと思います。

 

自社の社員を

信じていないわけではない。

 

しかし...

 

自分が採用に携わる価値の証明

 

ここに拘るあまり、

ストッパー」に

なってしまっていたそうです。

 

共感できる方も

いらっしゃるのでは

ないでしょうか?

 

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③会社の在り方

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これも非常に大きな要因です。

 

終身雇用神話が

おとぎ話と化した今..

 

退職ありきの就職」が

 

当たり前です。

 

とくに新卒の優秀な学生さんは、

 

「起業・独立志向」が強い方が

本当に多いです。

 

「いずれは

 自分の好きなことで

 生きていきたい」

 

「就職は社会勉強です。」

 

「会社は正直踏み台です。」

 

大袈裟かもしれませんが、

こういう意識で、

就職を考える方が

増えました。

 

ただ、

会社側からすれば..

 

「できるだけ優秀な学生を採用して...」

 

「できるだけ長く働いてほしい...」

 

当然といえば当然です。

 

が、しかし...

 

優秀な人材ほど、

 はやく辞めます。

 

よっぽどの優良企業では、

話は別なのかもしれませんが..

 

僕の知っている

愛知の優良中小企業の社長さん達も、

同じことを考えている方が

多いです。

 

個人と会社の

ニーズが

大きく乖離している以上..

 

働く個人が必要な

会社としては、

分が悪いです。

 

「会社の在り方」を

今一度見直す必要がありそうです。

 

それも、

 

意味合い

 

良好な人間関係

 

没頭

 

これらの観点から

見ていくのもいいと思います。

 

 

>>>会社役員以上は、「採用」に絡むな。その②へ続く...

 

ありがとうございました!

 

 

ともき。