たった2つ!相談相手を選ぶときの必須ポイント つづき
「あなたの相談相手は、
本当に大丈夫ですか?」
今回は、
前回のブログの
続きです。
前回>>>「たった2つ!相談相手を選ぶときの必須ポイント」
相談相手として、
一番選んではいけないのが、
「自己満アドバイザー」
相手の話を
最後まで聴かず、
自分の言いたいことを言って
満足する..
数年前まで、
「自己満アドバイザー」だった
僕が考える..
「正しい相談相手」
それは..
「自分を映す鏡のような人」
そして
「水辺まで案内してくれる人」
この2つポイントを
解説していきます。
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◆相談相手=鏡
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1つ目のポイント..
「自分を映す鏡のような人」
これは、
キャリアコンサルタントの
基本概念の1つです。
自分自身の..
キャリコンは
相談者に..
- 今までの経験
- 今の状況
- 迎えたい未来
全てを語っていただき、
相談者固有の
「自己概念」
を
明確するステップがあります。
「自己概念」という言葉が
少しカタいですね。
砕けていうと
「モノの見方」
例えば..
水が半分入ったコップを
目の前にしたとき..
「もう半分しかない...」
と見るか、
「まだ半分もある」
と見るか。
これも1つの
「自己概念=モノの見方」
です。
しかし..
自分が普段している
「モノの見方」が
どのようなものか..
自分で理解したり、
気付くことは
非常に困難です。
そんなときに、
「キャリコンの価値」が
発揮されます。
相談者に
現在ー過去ー未来を
一通り語っていただきます。
すると、
相談者本人も
知らず知らずのうちに
「自己概念のカケラ」を
散りばめているものです。
キャリコンはその
「自己概念のカケラ」を
拾って相談者自身に
伝えていく。
相談者が
そのカケラを
手にした状態で、
再度、
自分の経験や
今の問題
迎え入れたい未来を見直す。
そうすると、
人によっては
全く違った
見え方(意味付け)が
起こるのです。
これは、
「経験代謝」とか
「経験の再体験」と
呼ばれます。
この一連の流れを
体験すると..
「自分の知らない自分が見えてくる」
つまり..
相談相手を通して、
自分を見つめ直すことができるのです。
まさに..
「相談相手=鏡」
なのです。
この
「経験代謝」を促すために、
必須になるスキルが..
「傾聴」
さらには、
この「傾聴」を
行うために
必要な態度があります。
それが、
「共感的理解」
「肯定的関心」
「カウンセラーの自己一致」
相談者と
同じ五感で感じ取り..
個人的な信念など関係なく
相談者を受け入れる..
そのためには、
相談を受ける側自身が、
自分自身を知っている必要がある...
ということになります。
こうやって書き出してみると、
非常に難しく見えますね..
しかし、だからこそ..
「キャリアコンサルタント」は
胸を張って、
「話を聴くプロ」
と、言えるのです。
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◆アドバイザーからクエスチョナーへ
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2つ目のポイント..
「水辺まで案内してくれる人」
こちらの方が、
よくわからないですよね..
これは、
とあることわざから
引用しています。
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◆適切な相談相手を選ぶ
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おさらいすると..
「自分を映す鏡のような人」
=自分1人では気づきにくい
「自己概念=モノの見方」に
気づかせてくれる人。
「水辺まで案内してくれる人」
=「望む未来に繋がる
「自分を映す鏡」
「水辺まで案内してくれる」
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